どんな人生を送りたいのか、人の望みや求めているものって様々で。
十人十色って言葉通り、色んな願いがある。
私は、愛されて豊かに自由に生きたい。
それが人生の命題だと思っている。
ブロック解除に本格的に取り組む前までは、女は結婚して夫となる人から愛されて幸せな生活を送るのが当然なんだと思っていたし。
結婚して、子供を産むことが女の幸せの形だと思い込んでいた。仕事なんて、適当でいいし。それこそ、しっかり稼いでくれる男性を捕まえれば、それで人生は安泰。そう思っていたのは20代の頃。
その頃は、自分のあり方なんて省みることなく。
ただただ、婚活に勤しんでいた。
どこかで仕事に打ち込むのは女の中でも負け組のすること！って思いがあって。
そのせいか、仕事に対して真剣に打ち込むことはなかったように思う。
もちろん、積み上げたいと思えるキャリアも能力も無かったから。
本当に、婚活に命をかけているような状態だった。
そのころは、若かったから引き寄せとかスピリチュアルに関して本を読んでいたけれども。
真剣に取り組んだことはなかった。
遊び半分に試して、違うと止めるを繰り返す感じ。
とは言え、30間際になって人生舐めすぎたと後悔することになるのだけれど・・
同い年の友達が、バリバリ稼いでいるのを目にしていたけれども。
私は結婚するから、そんなのいらないと勝手に鷹を括っていた。
人一倍、男性に好かれるための努力もしたから結婚なんてちょろいすぐに決まると思っていたら・・・
蓋を開けてみたら32歳になってやっと結婚が出来た状態。
結婚してからも、自分と向き合うってことが苦手でその場の思いつきばかり。
自分が何をしたいのかわからないからと、外に出かけて見つけようと躍起になっていた。
結婚という、一番の望みが叶ってしまった。
そしたら、急に自分の人生の目的が無くなってしまったように感じたから。
とは言え、色んな人に会ったところで何も変わらなかった。
自分が結婚できたから、婚活アドバイザーなるものをやってみよう！って思ってみたり。
結局、アドバイザー業は離婚を機に辞めたけれども。
とにかく、自分ができそうかも！って思うことにトライする。
そんなことを結婚しつつも、繰り返していた。
結婚して、5年目で離婚。
私が自分としっかり向き合うようになったのは、その前後からだった。
特に、大きく変わるきっかけとなったのはとあるセミナーを受けたことがきっかけだった。
いつでも自分のあり方、立ち位置は自分の意志で決められる。
可能性は、いつでもある。
そんな内容だった。
離婚を通して、自分自身と改めて向き合うことになった。
私は何がしたいのだろう、この後、どう生きていきたいのか・・・・。
ちょうど、シータヒーリングというものにも出会っていたからブロック解除にも取り組むようになっていた。
解除することで、特別良くなったようには全く感じなかった。
むしろ、私が霊的進化を遂げてしまったから元夫と別れる流れになってしまったのでは？
と思ったこともあった。パートナーは引き合うって言うからね。
結局、仕事を決めて忙しくしているとスピリチュアルなんてものはどうでも良く。
ほぼ、仕事に忙殺されるようになって、ブロック解除することは一時期全く無くなった。
というは、シータヒーリングである程度取り切ったのではと勝手に思っていたのもあった。
ブロック解除を再度取り組むようになったのは、婚約まで進んだ方とお別れしたタイミング。
たまたま、オンライン講座があったから受講してやってみたというところ。
とは言え、何かが劇的に変わったのかと言うと・・・全く感じられなかった。
でも、その頃には自然と考え方は変わっていっていたように思う。
何が功を奏したのかはわからない。
けれども、今の私は、自分の能力を最大限生かして仕事をしたいし。
それによってきちんと稼ぎを上げていきたい。
結婚はしてもしなくてもいいし、子供なんて別にどうでもいい。
自分の命とも言える時間を使って、人に貢献できるようになりたい。
なんだかんだと、試したしやってみて。
そして、今は一番自分に正直になれている気がする。
それまでは、必要以上に人の目を気にしていたし。
「女性なんだから、こうじゃないといけない」とか「40にもなって、こんなことしてていいの？」とか
必要以上に自分をよく見せようとしていたし、いい人でいないといけないって思いも強かった。
でも、ある程度自分自身が軽い存在になった時。
これらの思い込みは、単なる幻想だし。私を勝手に重くする重石でしかなかったと思う。
現状、じゃーどうなの？ってところで言うと・・
親の介護をメインに、オンラインで仕事をするようになった。
そう、親の介護ってワードがしんどそうとか辛そうって思われがちなんだけども・・・
ブロック解除を日々しているせいか、苦しいとかしんどいとかが無い。
普通なら、もっと悲壮感漂う感じになりかねないのに。
そうじゃない。
そのことに何より私自身が驚いてもいる。
確かに、体的に疲れたーってのはある。
でも、それ以外は何ら負の感情が湧いてこない。
それが、何よりも進化したなーって感じるところ。
親を言い訳にして、やりたいことを諦める。
昔は、そのあり方だったこともあった。
でも、親の体の事情は親自身の問題で、私の問題では無いって切り離しができているから。
自然体でいられるのかもしれない。
○○のせいで・・と悲劇のヒロインになることは、簡単。
でも、悲劇のヒロインやっていたところで誰も助けてくれなかったりする。
酔っていたいだけで、助けを実際に求めなければ誰も助けてくれないから。
そう考えると、人間的に成長をしていっているんじゃないだろうかって思う。